Martes, 29 de Mayo de 2018
誠か戯言か...?

ニュースは”時間”が経てば古くなり、 事件や発言もニュースの様に直ぐ忘れ去る。しかし中には例外もある。最近度々現れる”切り下げ”と言う言葉。これはアルゼンチン文化の一部として常に付き添って来る。

例えばドゥアルデとキチネル大統領時代に中銀会長を務めたアルフォンソ・プラットガイ 。マクリ政権の財務大臣として選ばれる二ヶ月前の2015年10月、”上手くいけばドルを9,50ペソで維持出来るだろう”と述べ、それから一ヶ月後の2015年11月には、マクリ大統領が”ドルが16ペソ辺りということは考えられない”その後”インフレの解決は難しいテーマでは無い”とも語り2017年末同大統領はインフレ率が1桁内に収まると誓ってしまったのを思い出して欲しい。 現在振り返って見ると沈黙していた方が得策ではないだろうか。 INDECによると、2016年のインフレ率は40%、2017年のインフレ率は24.5%で2017年末のドルは18ペソを超えていた。もう一つ、ニコラス ドゥジヨーネ財務大臣が、ケーブルテレビTNチャンネルの元コラムニストで、ある番組に出演した時”FONDO(IMF) には戻らないように”とプラカードに書いてあった(解説 : カステジャーノ語の単語FONDOとは、最下、最後、沈没と言う意味も有る)のだが、数年後ドゥジョーネは、財務大臣としてアルゼンチンの融資を交渉する為、北米の国際通貨基金(IMF)”FONDO”へ向う事となった。ヒスバニアの言語にクルトと言う言葉が有り、つまり栽培する意味のクルティバール、これが時間と共に専門家達は、科学の根本を忘れない意味として使っている。クルトから分岐して出来た”隠す”として使う単語がオクルト 、オクルト(日本ではオカルト)は神秘的、暗い、魔術とも表現する。そして最後に、2015年中旬、 イギリスの雑誌エコノミストは亜国経済を予告した。アルゼンチンはある所へ近ずき、その腕の下に入るのだ、それが国際通貨基金、そして約3年後その予言は実現した。