Martes, 30 de Octubre de 2012
玉那覇ロミナさんの琉舞発表会

沖縄の古典芸能コンクールで、舞踊最高部門合格. 沖県連会館で200名余が「踊りの手」堪能

玉那覇ロミナさんの琉舞発表会が去る7日(日)、17時より沖県連会館大ホールで催されたが、にわかに決まったイベントにも拘らず、200名余が馳せつけ、「きれいな踊りの手」を堪能した。
司会は与那嶺英勝さん。はじめに、安慶名エミリオ沖県連幹事の開会の辞と屋宜会長に代わる挨拶。つづいて与那嶺義勝西原町人会会長より「栄口朝行さんの生年祝いの折、『鷲の鳥』などは衝撃的な踊りだった。この席だけでは勿体ないと大庭先生も同じ気持ちで、皆さんに披露したかったので奔走され、発表会に漕ぎつけた。ロミナさんは沖縄の古典芸能コンクールで最高を獲得したが、二世で獲得したのはアルゼンチンでは最初という価値あるもの。西原町人会では5年毎に演芸会を開催してきたが、そうした環境も影響したのではないか。与那嶺エリカと共にロミナさんは沖縄芸大に留学した。素晴らしい踊り手として帰ってきた」、と祝辞を述べた。

ロミナさんは「かしかけ」を皮切りに、師匠格の人が踊るといわれている、足はこびの極度にゆるい女踊り「伊野波節」「諸屯」や「鷲の鳥」「武の舞」「加那よー天川」(比嘉フェルナンド共演)など取り揃えて披露した。
これには、翔節流大庭琉舞道場、玉城流仲宗根ふじ子琉舞研究所、円の会山本美佐子琉舞研究所、宮城流和美の会内間きよ子琉舞研究所の協力番組、米須アルバさんによる日本舞踊、栄口兄弟、知花恵美子さんによる民謡、終わりに琉球国祭り太鼓の実演など28種目が組まれていた。
最後に、沖県連から感謝状、西原町人会と大庭キクさんから花束が贈られた。ロミナさんから「踊りが紹介できて、皆さんにお会いし、非常に嬉しかった」と謝辞があり、カチャーシーで締めくくられた。
この日の入場料は沖県連に寄贈されたが、高齢者は無料だった。
ロミナさんは2008年9月、第43回琉球古典芸能コンクール(琉球新報主催)に挑戦したが、外国から舞踊部門7人、三線部門1人、筝部門1人が出場した。舞踊最高部門にロミナさんと米国生れの混血(男性)の2人が合格している。
「素直さが踊りに出て『加那よー』では南米の色が出たりするが、リズムや踊りの手がとてもきれい」、と評価された。彼女自身はインタビューで、「すっかり沖縄に馴染んでアルゼンチンに帰れなくなった。教師免許に挑戦し、舞台化粧の勉強もしたい」と話していた。