Jueves, 08 de Octubre de 2015
玉城勝氏 叙勲祝賀会 沖連で和やかに

去る9月23日の夜8時から沖連のサロンで玉城勝氏の叙勲祝賀会が開かれた。玉城氏は本紙のコルドバ通信員としても知られる。日系社会のエリートとして有名な玉城氏、去る4月26日に旭日単光章を受賞し、このたびの叙勲となった。玉城氏は1970年にコルドバ日本人会の理事となり、1986年に日本人アルゼンチン移住百周年をコルドバ市にて開催、翌年移住百周年記念事業の一環として学生寮の建設、1989年の万博基金による文化センターの建設などに尽力した。また、土屋埼玉県知事により、1998年の日亜修交百周年に際し、桜の苗木200本の寄贈を受け、コルドバ市に移植した。秋篠宮両殿下のコルドバ訪問での植樹式や歓迎式典を成功裏に終えるなど、多大なる実績を残し、このたびの叙勲となった。また玉城氏はウチナー民間大使としても沖縄伝統文化の普及に尽力している。

沖連でこの日に開催された祝賀会ではまず沖連会長の玉城智氏より挨拶と玉城勝氏の上記の紹介があった。「玉城勝様、奥様の佐江子様、ご家族の皆様、本日は大変おめでとうございます」と祝福の言葉を述べるとともに、この祝賀会の開催に協力したコルドバ日本人会、在亜南城市民会、久米島町人会、ボリビア親睦会、沖連婦人部、そして沖縄より来亜中の円の会の平良富士子先生とその生徒さんらに感謝の言葉を送った。
次に南城市民会会長の上原グスタボ氏からの挨拶があった。玉城氏が若い日系人の尊敬すべき先輩であると語り、またこの祝賀会を企画した沖連をはじめ婦人部、平良富士子先生、余興で歌を歌ったひらいみちこさんに感謝の言葉を送った。そしてコルドバ日本人会会長の比嘉サンティアゴ氏からの挨拶と続いた。乾杯の音頭は元南城市民会会長の宮城エルネスト氏がとった。日系社会の皆の先輩である玉城氏の功績を称え、ご家族の発展と沖縄社会の今後の幸福を願っての乾杯となった。
夕食は婦人部の手作りのおにぎりや春巻きに、パティオで焼かれたアサード。夕食中にステージでは余興としてスペシャルゲストの演舞が楽しまれた。26日土曜日に行われる円の会の発表会のために来亜している平良富士子先生とその生徒さんたちによる琉舞が祝賀会に花を添えた。またひらいみちこさんにより歌も披露され会場を盛り上げた。始終和気藹々とした雰囲気の中会は進み、最後に主役の玉城勝氏からの挨拶があった。
自分がどうしていまアルゼンチンにいるのか、そのきっかけになった幼少のころのエピソードの紹介があった。山口県で生まれ育っていた幼少時、ある日学校へビロードの上着を着て登校すると学校の先生から「どこから盗んできたんだ」と叱りをうけた。いえに帰って母に聞いたところ、それはアルゼンチンにいる沖縄の同胞が救援物資として送ってくれたものだということがわかった。そのときに初めて「沖縄」という言葉を聞き、なんとすばらしい人々なのだろうと思った思い出を語った。そしてそのアルゼンチンにる沖縄の先輩方の絆に感銘を受けたという。玉城氏はコルドバ在住。コルドバもまた70%近くがウチナーンチュである。アルゼンチンでは新里孝徳氏の背中を見ながら日系社会の活動に参加したという。
また、祝賀会で踊りを披露した平良富士子先生とは実は約20年ぶりの再会だった。コルドバ日本人会設立60周年記念に来亜し踊りを披露したのが平良先生だった。そんな古くからの縁があり、まさか今回再会できるとは思ってもおらず大変光栄だと語った。
最後に玉城氏へ皆からの署名が書かれたペルガミーノと花束の贈呈があり、祝賀会の幕が閉じられた。